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朝、いつものようにBRZのエンジンをかけようとしたら——セルが回らない。
「今日はサウナの日なのに!(笑)」
というわけで今回は、突然死したバッテリーをDIYで交換したお話であります。交換したのはアクアドリームの100D23Rという、大容量なのにやたら安いバッテリー。「安いバッテリーって実際どうなの?」と迷っている方に向けて、交換作業のリアルと、1年半使った正直な感想をまとめました。
交換前の状況:天下のカオスが突然死
ウチのBRZは2014年式の前期・MT。乗るのは基本、週1回サウナに行く往復40kmだけという、バッテリーには正直やさしくない使い方であります。
載っていたのはパナソニックのカオス。バッテリー界の王様みたいな存在ですね。中古で車を購入したときについていたもので、使用を開始し何年経っているのかも分からない物。しかし、前兆らしい前兆もなくある朝スパッとセルが回らなくなったのは参りました。バッテリーの突然死、本当にあるんですねえ。
選んだのはアクアドリーム PLATINUM MF 100D23R
次もカオスにするか一瞬考えたんですが、選んだのはアクアドリームという関西のバッテリーメーカーのPLATINUM MF 100D23R。
選んだ理由は、かっこつけずに白状すると——
- 100D23Rという大容量グレードなのに、圧倒的に安かった
- 容量より値段で選んだ(笑)
の2点っていうか値段っていう1点か。ウチのBRZに載っていたのも同じD23Rサイズなので、互換表記(75/80/90/100D23R)のとおりポン付けできます。メンテナンスフリータイプで、バッテリー状態が見えるインジケーター付き。最新の価格はリンク先で見てもらうのが確実ですが、「この容量でこの値段でいいの?」となるはずです。
バッテリー交換の必需品:メモリーキーパー SA203
バッテリーを外すと、車の時計やナビの設定、そしてECU(エンジン制御コンピューター)の学習値が消えます。ECUの学習値が消えると、アイドリングが不安定になったりして再学習までしばらく気持ち悪い思いをするやつです。
そこで用意したのが、カーメイトのメモリーキーパー SA203。OBDIIコネクター(運転席足元の診断用コネクター)に挿して、USBでモバイルバッテリーから給電しておくことで、バッテリーを外している間も車のメモリーを保持してくれる道具であります。
給電元は、昔買ったAnkerのモバイルバッテリーで問題なし。結果、時計もECUの学習値もバッチリ保持されていました。ナビは古くてほとんど使っていないので気にしていませんでしたが(笑)、ナビの設定が消えると困る方にはなおさら必須の道具だと思います。
交換作業のリアル:メガネレンチ1本、ただし注意点あり
作業自体はメガネレンチ1本でできました。ただし、やってみて「ここは知らないと危ない・不安になる」というポイントが3つあったので正直に書いておきます。
※バッテリーはショートすると本当に危険です。作業は自己責任で、不安な方は無理せずお店に任せてください。
その1:外す順番・付ける順番は「呪文」として叩き込む
- 外すときは、マイナス→プラス
- 付けるときは、プラス→マイナス
これを逆にすると、工具が車体に触れたときにショートする危険があります。私はこれを呪文のように唱えながら作業しました(笑)。「バッテリーを外すときも、付けるときも片方しか線がつながっていない場合はプラス(赤)がついている状態」って考えると覚えやすいかな。
その2:固定金具の締め込み加減が分からなくて不安
バッテリーを上から押さえる固定金具、これを「どこまで締めればいいのか」が地味に不安でした。感覚としては、バッテリーが手で揺すっても動かなくなればOK。ここでバカ力で締め込む必要はありません。
その3:端子の締め付けは思った以上に力が要る
逆に、バッテリー端子のほうはかなりしっかり力をかけて押し込んだうえで締めつけてください。接続が甘くなります。端子がゆるいと接触不良でトラブルの元なので、ここは妥協しないのがコツであります。
【正直告白】「接続後3分待て」を守り忘れた話
SA203の説明書には「OBDコネクターに接続したら3分待ってから作業する」旨の注意書きがあるのですが——白状します、完全に忘れて即作業に入りました(笑)。
結果としてはウチのBRZでは時計もECU学習値も無事でしたが、これはたまたまの可能性もあります。皆さんはちゃんと説明書どおり3分待ってから作業してください。こういう「守らなかったけど大丈夫だった」話を大丈夫と言い切らないのが、正直レビューの流儀であります。
交換して1年半のインプレ:セルの回り方が段違い
で、肝心の「安いバッテリー、実際どうなの?」の答えです。
- セルの回り方が段違い。弱ったカオスからの交換なので当然と言えば当然ですが、「キュルルル…」が「キュン!」になる気持ちよさ
- 交換から約1年半、週1回・往復40kmというバッテリーに厳しい乗り方でも問題なし!
- ECレビューで少数報告のある液漏れも、ウチの個体ではなし
- バッテリー状態が見えるインジケーターが地味に安心
正直、今のところ不満点が見つかりません。「安かろう悪かろう」を覚悟していた身としては拍子抜けであります。
こんな人に合う/合わない
合う人:
- バッテリー代をとにかく抑えたい人
- メガネレンチ1本の作業を自分でやれる(やってみたい)人
- 週末しか乗らないセカンドカー・趣味車のオーナー
合わない人:
- 作業も含めて全部お任せしたい人(素直にディーラーやカー用品店で工賃込みが安心です)
- 有名ブランドの安心感にお金を払いたい人(それはそれで正しい選択だと思います)
まとめ:激安バッテリー、1年半使って文句なし
カオスの突然死から始まった今回のDIY交換、結果は大満足でありました。
- アクアドリーム 100D23Rは大容量×激安なのに1年半ノートラブル
- メモリーキーパー SA203のおかげでECU学習値も時計も無事
- 作業の呪文は「外すときマイナスから、付けるときプラスから」
バッテリー本体とメモリーキーパーの購入リンクは、それぞれ上の紹介の章に置いてあります。価格チェックだけでもどうぞ。
BRZいじりの記事は他にも書いています。よければどうぞ。



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